11月12日、箱根八里を巡るモニターツアーが開催されました。

弊社主催のイベントではありませんが、今回はツアーのガイドスタッフとして、わたくし須田がツアーに参加してきました。

小田原城にほど近いなりわい交流館をスタートし、箱根旧道から芦ノ湖神社を巡り小田原に戻る約55㎞のルートを一日かけて回ります。

昔、箱根八里を歩いた旅人と同じく、スタート前に神社でライドの安全を祈願しスタート。

 

現代の箱根旧道を登り、かつての旅人がある板であろ石畳の旧街道へ。

頂上近くにある甘酒茶屋で、昔と変わらない甘酒で疲れを癒す・・・。
かつての旅人も自分と同じように疲労という隠し味でこの味を楽しんだそうだ。

芦ノ湖では素晴らしい富士山を望むことが出来た。この景色は今も昔も変わらないのだろう。

昼食には桜エビのかき揚げとそばを堪能。
グルメドライブも良いが、自転車の疲労感と共に味わう食事はまた格別だ。

本来は小田原宿から三島宿へ向かう箱根八里。
今回の旅は三島までは行かず、箱根神社を巡り小田原へ。

私は自転車を競技として取り組んできた為、ゆっくりと景色を楽しむ事が苦手だった。
ゆっくり走る楽しさを知ったのはここ数年だろうか?

速さを競う自転車も大きな楽しみの一つではあるが、たまには速度を落とし周りの景色を眺めたり、周辺のお店に向かってみるのもお勧めしたい。

小田原、箱根には今まで前走者の背中ばかり見て、通り過ぎてしまっていた楽しみが隠されていると再認識。

昔の旅人を想いながら現在の道を走る旅も面白い。