ウォークライドの考える、フィッティングとは②

ウォークライドコーチの須田です

前回の投稿から大分経ってしましましたが、前回の続きです。

自分の感覚だけで、ポジションを決めていくと陥りがちな事について書こうと思います。

人間の身体には色々なセンサーがあって、多くの情報を感知しています。

このセンサーは非常に高精度で、人によっては機械以上の感度があったりします。

しかし、このセンサーはとても狂いやすく、ちょっとしたきっかけで狂ってしまします。

また、人間には恒常性という、変化を嫌がり一定であり続けようとする基本性質があるんです。

その為、急激な変化はたとえ良い変化であっても、人間は嫌がります。

しかし、ゆっくりとした変化には徐々に対応してしまいます。

良くも悪くもです。

つまり、悪い状態でも長い時間掛けると、その状態に適応してしまうのです。

一度適応してしまうと、その状態であろうとする恒常性が働き、良い変化も嫌がるようになってきます。

これが、自分の感覚だけでフィッティングを進めると陥りやすい罠なんですね。

勿論、個人差はありますのでこれが正解!と言うものはありませんが、人間の身体が力を出しやすい関節角度はある程度決まっています。

一度、客観的に自分の動き、セッティングを確認してもらう事で、正しい動き、位置の基準が出来るんです。

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この基準を理解したうえで、微調整、修正を行う事で間違った慣れを排除することが出来ます。

先日、自分も5年ぶりにフィッティングを受けましたが、5年の間に動きも変わっていますし、筋力、柔軟性も変わっています。

今回のフィッティングでサドルが1cmほど上がったのですが、もう他人の自転車です。

まったく一体感も感じられず、計測間違いじゃないの?!と思いましたが、じっくり乗り込むうちに違和感もなくなり、ペダルに力が伝わるようになってきました。

フィッティングではなく、自分で調整していたら、このサドル高はないな・・・・って思う所でした。

自分のように、熟知している人間でさえ陥る罠。

自転車、身体の真価を発揮するためにも、正しい機材、セッティング、正しい動きでサイクリングライフを楽しんで下さい。

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